キャンプの嗜好品の時間

キャンプには嗜好品がつきもの!!コーヒー、お酒(ビール・ワイン・日本酒・カクテル・ウィスキー・焼酎....)、おつまみ、スイーツ、お茶、ソフトドリンク.....など!キャンプを彩る様々な嗜好品や道具、関連することを楽しみながらお伝えできたらと思います。キャンプの役立つ情報や基本的なテクニックもお伝えします!

スキットルの素材、何を選べばいいの!?ステンレス?チタン?錫(ピューター)?樹脂?

スキットルいろいろ種類があるけど何を選べばいいの!?

 

スキットル!何を選べばいいか悩んでるんじゃないですか!?

 

 

前回の記事でスキットル(フラスコ)の価格の違いは主に素材の違い!という話をしたのですが、

blog.camp-shikouhin.com

 

今回はそれぞれの素材を使ったスキットルにどんな特徴があるか紹介していこうと思います。

 

 

よく目にするスキットルの素材は、

ステンレスチタン錫(ピューター)の3種類の金属素材が多いですね!!

 

 

それでは、3種類の金属を使ったスキットルの特徴を見ていきましょう!

 

スキットルに使われている素材の特徴

 

ステンレス

 

ステンレスは鉄とクロムを含む合金鋼錆びにくく強度もあって丈夫です。

 

キャンプやアウトドアシーンでは丈夫で錆びにくいっていうのは使いやすいですね!

 

あと価格が安いっていうのも使いやすいですね。

 

お酒を飲んだ時に金属臭が少しします。

 

重量は他より少し重いです。

 

 

チタン

 

チタンは金やプラチナとほぼ同じ耐食性を持っています。つまり、かなり錆びに強くステンレスより錆びにくいです。

 

鉄よりも軽く強度も強いので薄く作っても丈夫なため、かなりの軽量化ができます。

 

 

だから、道具の軽量化が求められる登山バックパックキャンプの時なんかに重宝しそうですね!

 

精錬(自然の鉱石から金属を取り出す作業)の難しさや、加工に大掛かりな設備が必要なため価格が高めです。

 

金属臭はないらしいですが....

私の使ってるチタン製のシェラカップは結構金属臭する気がします。

 

もしかしたら、個人差があるのかも?もしくはチタンの純度の問題?

 

 

錫(ピューター)

 

錫は世界中でお酒を入れる酒器として使われています

 

日本でも古来から神社仏閣の御神酒徳利という神具として、錫の酒器が使われてきました。

 

また、錆びない割れない美しい希少ということで縁起が良く贈答品としても錫を使った器をよく見かけますよね。

 

なんと言っても錫の一番の特徴は、お酒の味が柔らかくまろやかになることです。

 

 

高いイオンの効果によってお酒の不純物を吸収して浄化してくれます。

また、抗菌性も高いです。

 

錫は金属としては、融点が低くて柔らかいため加工はしやすいのですが、職人さんがハンドメイドで作ることが多く、錫自体が希少なため価格も高めです。

 

注意点としては錫は柔らかいので衝撃に弱く

落としたりぶつけたりするとすぐに凹んでしまいます

 

また熱伝導率が高いため、焚き火の近くなどに置いておくとすぐに熱くなってしまいまうので火傷の危険があるので、火に近づけないでください。

 

 

スキットルを選ぶこだわり基準

 

以上3種類のスキットルの素材の違いを見てきましたが、

私の考えるこだわり基準をまとめると....

 

 

 

軽さ重視・・・チタン製のスキットル

 

重量を気にしない・・・ステンレス製のスキットルor錫製のスキットル

 

ワイルドに扱いたい・・・ステンレス製のスキットルorチタン製のスキットル

 

金属臭が苦手・・・錫製のスキットル>チタン製のスキットル

 

味にこだわる・・・錫製のスキットル

 

安さ・・・ステンレス製のスキットル>チタン製のスキットル>錫製のスキットル

 

 

バイクで出かけるキャンプの場合は特に重量は気にしませんね!

 

 

バックパックでのキャンプや登山などのように重量に制限があり、軽さを追求する場合はチタン製のスキットルがいいでしょう。

 

 

あとは見た目のかっこよさサイズ感好きなブランドのメーカーなどを基準に選べばいいと思います。

 

金属素材以外のスキットル 

 

金属製ではないですが、樹脂のスキットルもあります。

 

樹脂製のスキットルの特徴は値段が安くて、重量も軽いです。

 

そして何よりのメリットは透明なので中身が見えることです。

 

 

中身が見えるので飲むペース配分ができますし、数人で飲むときつぎ分けやすいですよね!

それに衛生的!!

 

金属のものほど丈夫ではないですが、そこそこの強度はあります。

これも、登山はもちろんキャンプでも使えそうですね!

 

 

 自分に合うスキットルを探して選ぼう!

 

いろいろな素材の種類のスキットルを紹介しましたが、ぜひ自分にベストマッチなスキットルを選んでください。

 

 

自分のキャンプスタイルや使用目的、好みをしっかり考えて、悩んで手に入れた道具は、愛着が湧いてきっと長く使い続けることができますよ!!

         

 

一生ものを選ぶつもりで、探してみたら以外と自分のこだわりポイントが何なのか見えてきます。

 

 

最後に上記で説明した素材のスキットルを作っている3つのブランドの商品を紹介します。参考にしてみてください。

 

 ステンレス製スキットル

 

DUG(ダグ) スキットル 6oz  

 

 ダグはクッカーなどを取り扱っているアウトドアブランドで、ダグのスキットルは蓋に留め具がついているのでよくあるキャンプ場での蓋の紛失を防いでくれます。

 

 

6ozの他にも小さいサイズの 4oz と大きいサイズの 8oz があり、

オプションとして別売でジョウゴ 携帯用伸縮ステンレスカップ などがあります。

    

 

 

チタン製スキットル 

 

スノーピーク(snow peak) チタンスキットルM  

 

言わずと知れたスノーピークのチタンスキットル!ジーンズのヒップやジャケットのポケットに入れやすい長方形のデザインとチタンの風合いがかっこいい大人の一品!

 

 

付属品で初めからロートと汚れもふきとれるシンセティックレザーでできた収納ケースも付いています。

 

 

サイズはMの他に一回り大きいL サイズがあり、

 

 

その他にもお洒落な丸型の形状のスノーピーク(snow peak) チタン丸型スキットル(ラウンド)があります。

 

 

 

 

 

錫(ピューター)製スキットル

 

Pinder Bros(ピンダーブロス) スキットルクッション プレーン 6oz  

 

イギリスのピンダーブロス社は来年で140周年を迎える1877年からの老舗メーカーで錫(ピューター)製品、銀製品などを手がける職人のブランドです。

 

詳しくはこちら↓

www.pinder.co.uk

 

プレーンタイプの他にもハンマーで表面を叩いて凹凸のある加工を施してあるタイプがカッコイイ!!

 

Pinder Bros(ピンダーブロス) スキットル クッション ハンマード 6oz  

 

 

形状も角が丸みを帯びていない角ばったタイプがありサイズも大小数種類あります。