キャンプの嗜好品の時間

キャンプには嗜好品がつきもの!!コーヒー、お酒(ビール・ワイン・日本酒・カクテル・ウィスキー・焼酎....)、おつまみ、スイーツ、お茶、ソフトドリンク.....など!キャンプを彩る様々な嗜好品や道具、関連することを楽しみながらお伝えできたらと思います。キャンプの役立つ情報や基本的なテクニックもお伝えします!

キャンプで焙煎に挑戦!焙煎をする前に抑えておきたい大事なポイント!!

おはようございます。

 

 

今回は前回の続きで焙煎の話です。

 

camp-shikouhin.hatenablog.com

 

 

と、その前に生豆についてちょっとだけ....

 

 

生豆は焙煎豆よりも長持ちすると前回の記事で書きましたが、保存方法を間違えるとせっかく長持ちする生豆もダメになってしまいます。

 

 

温度が上がると豆の成分の変化が大きくなります。なので、温度があまり高くない一定の場所で保存することをお勧めします。

 

 

また湿度が増えるとカビの原因になることもあるので、温度の上昇と湿度には十分注意して保存しましょう。梅雨の時期や夏場は要注意ですね!

 

 

また生豆の購入に関してですが、人それぞれ基準があると思いますが、私はこだわりの焙煎豆を扱っているコーヒーショップやネットショップで買うことをお勧めします。

 

 

焙煎豆にこだわりのあるお店は生豆からこだわっているため品質の良い生豆を提供してくれるので安心です。

 

 

また確かな知識と経験を持ったスタッフがいて困った時サポートしてもらえるのも生豆を扱うショップを選ぶひとつの判断材料です。

 

 

それではいよいよ焙煎の話です!!

 

 

コーヒーは焙煎の度合いによって味が大きく変わってきます。

 

 

焙煎度は加熱の度合いとそれに伴う色の変化で分けられ、加熱の程度が低いと明るい色のままですが、加熱の程度が高くなるとよりダークな焦げ茶色になっていきます。

 

 

焙煎度の名前はライト〜イタリアンまで8段階の名前があるのですが、初めはそこまで細かく覚える必要はないです。呼称はあくまで焙煎度を表す大まかな目安です。

 

 

色を見ても今どの段階だとわかるようになるにはかなりの練習が必要ですから、初めは浅煎り、中煎り、深煎りくらい考えておきましょう。

 

 

焙煎度が浅煎りなほど酸味が強く豆そのものの個性が残ります。深煎りなほど酸味がなくなり苦味が強くなっていきます。

 

 

難しく考えずに苦いコーヒーが好きな人はしっかり深煎りの焙煎を目指し、コーヒー豆そのものの香りや酸味を楽しみたい人は浅煎りを目指す。

 

 

もちろん酸味と苦味のバランスが取れたコーヒーが飲みたい人は浅煎りと深煎りの間の中煎りのコーヒーに仕上げましょう!!

 

 

本格的なロースター(焙煎機)は美味しく焙煎するためのいろんな機能が付いていて、専門的な機械の使い方をマスターしなければならないのですが、

 

 

キャンプで使うコンパクトなロースター(焙煎器)はコンパクトで構造もシンプルなのでそんなに難しく考える必要ありません。

 

 

主に二つのタイプのロースターがキャンプでの焙煎では主流です。

主に手動で焙煎するためハンドルロースター(手動焙煎器)と呼ばれています。

 

 

・常に手で振りながらコーヒー豆を踊らせるタイプ

 

 

取っ手が付いていてガスバーナーや炭などの熱源の上で振りながら焙煎していきます。

 

 

・ドラムの中にコーヒー豆を入れて熱しながらくるくる回すタイプ

 

このタイプのロースターはドラムをピンポイントで熱する必要があるのでドラムの下におけるアルコールバーナーなどの熱源を使います。

 

 

どちらのロースターにも言えることですが、コーヒー豆を常に動かして熱を均一に通すような仕組みになっています。

 

 

均一に熱が通らないと一部のコーヒー豆に熱が偏って焦げ付きの原因になってしまうからです。

 

 

ドラムを回すタイプの方が均等に熱を通すという意味では優れていますが、手で振るタイプの方がコンパクトでキャンプなどに持っていくのに便利です。

 

 

焙煎を深掘りするとかなり難しい知識を習得する必要があります。

 

 

あくまでもキャンプの楽しみの一つとして焙煎に挑戦してみようということなので、あまり難しく考えずに楽しんだらいいと思います。(失敗すらも楽しんでください!!)

 

 

本格的に焙煎を勉強したい方は専門書やサイトで知識を深めてください。

 

 

焙煎を極めようと思ったらキャンプに持っていけるような簡易的な焙煎機じゃなく本格的なものを用意してもいいかもしれませんよ!

 

 

今回は、コーヒーは焙煎お度合いで味が変わる!ということと、コーヒー豆に均等に熱を通すことが大事!ということだけでも覚えてもらったらいいと思います。

 

 

浅煎りが酸味が強くて苦味が弱い!深煎りになるにつれ酸味が弱まり苦味が強まる!

コーヒー豆に均等に熱が回らないと味にばらつきが出たり、一部が焦げたりする!!

 

 

この二つのポイントは焙煎する上で出来の基準になるので覚えておいてください。

 

 

次回はいよいよキャンプに持っていけるコンパクトなロースターを使った焙煎の方法についての説明です。