おはようございます。
前回まで手で振るタイプのハンドルロースターを中心に焙煎の説明をしてきました。
しかし、キャンプで使えるロースターは手で振るタイプのロースターだけではありませんでしたね!
ドラムの中に生豆を入れて熱したドラムを回転させながら焙煎する、ドラムタイプのロースターもあります。
手で振るタイプのロースターはとにかく熱源の上で手で持って振り続けないといけないので結構手が疲れてくるという欠点があります。
しかし、ドラム式のロースターは専用のスタンドにドラムが固定されているので持っておく必要がありません。
もちろんハンドルロースターなので手動なのですがくるくると回すだけでそんなに手が疲れることがありません。
そのため最後まで一定の速度で回し続けることができて均等にコーヒー豆に熱を通すことが可能です。
ドラム式のロースターは手で振るタイプのロースターに比べると大きいのでコンパクトを目指すキャンパーの方(自転車、バイク、電車で移動する方)には向きません。
しかし、車でキャンプ場に行かれる方であればさほど大きいというわけではなく問題なく持ち運ぶことができます。
使い方も簡単!!
最初にドラムの中にじょうごを使って生豆を入れます。
バーナーを使う場合、ドラムをバーナーの真上に来るように置きます。
中火以上に火力を調整して焙煎スタート!
ゆっくり回しながら(一分間に40〜50回転くらいが目安)ハゼる音が聞こえるまで焙煎します。
しばらく回しているとコーヒー豆からバチッバチッという音が聞こえます。
1ハゼですね!
1ハゼが終わると連続してパチパチパチという音が聞こえて2ハゼが始まります。
2ハゼが始まりだしたら、テストスプーンで焙煎度を確認します。
テストスプーンをロースターに差し込んで豆を取り出して色を確認⇨戻してドラムを回す⇨色を確認.......という工程を繰り返して自分の好みの焙煎度になるまで焙煎します。
自分好みの焙煎度の色になったら、大きめのザルに移して振り冷まします。
ウチワや送風機を使って冷ましたりもします。
基本的な焙煎の手順は手で振るタイプのハンドロースターとほとんど変わりませんね!
ドラム式でも1ハゼと2ハゼを基準に焙煎していきましょう!!
ドラム式のハンドルロースターはキャンプ場で全く見かけません!(キャンプ用として発売されているものは多分ない)
ドラム式のハンドルロースターをキャンプ場に持って行って焙煎していたら、間違いなく不思議がられるでしょうね!
気軽さという意味では若干抵抗があるかもしれませんが、キャンプのアクティビティの一つと考えてドラム式ハンドルロースターで焙煎を楽しんでみてはいかがでしょうか?