夏になるとスイカが無性に食べたくなるのって、実は体が求めてるから!?
前回の記事でスイカ割りが夏のキャンプのアクティビティとして、とても盛り上がって楽しいよ!という点を紹介しました。
しかしスイカは栄養面でも、夏のキャンプにぴったりの食材なのです!!
スイカといえば水分が多く、全体の約90%以上は水分です。
夏は汗をかいて水分が体から奪われるので、スイカはもってこいの食材です。
体は汗をかくことで水分の他にミネラルやエネルギーも失います。
スイカはミネラルや糖分を含んでいるため、水分の他に栄養素も補給できます。
またスイカの甘さを引き立てるために塩を降って食べたりしますが、これってまさに熱中症対策です。
水分を摂りすぎると体の中の塩分濃度が薄くなるので、水分補給と一緒に塩分も補給しなくてはなりません。
つまり、スイカに塩を降って食べるのは熱中症対策としてもとても有効な食べ方と言えますね!
その他のスイカの栄養素としては、リコピン、カロテンβ、アミノ酸(シルトリン)、ビタミンAなどがあります。
まずリコピン!!スイカが赤いのはリコピンのおかげです。リコピンといえば同じ夏野菜のトマトが有名ですよね!しかしスイカの方が実はリコピンの量が多いいんです。
リコピンは高い抗酸化作用と共に血糖値を下げてくれるという効果が期待できます。
体が錆びるのを防いで、飲み過ぎによる血糖値上昇を和らげてくれるはず!!
カロテンβは粘膜を丈夫にする働きがあります。内臓はもちろん口や鼻の中、喉の粘膜を健康に保ってくれるので細菌やウイルスに対しての侵入を防いでくれます!!
夏の食中毒の元になるウイルスを防いでくれたり、疲れて免疫力が下がった体の夏風邪予防に役立ちそうです!!
スイカに含まれるアミノ酸・シルトリンは血管を広げて血流を良くして、ホルモンバランスを整え、精力を増強してくれるという効果が期待できます。
夏の暑さでバテ気味の体に精力剤の投入ができます!
またシルトリンの血流を良くする働きで、冷たいものを食べ過ぎた時に起こる冷えを解消してくれます。
ビタミンAはご存知の通り健康的な成分ですよね!!新陳代謝を促し肌や髪を綺麗に保ってくれます。
スイカにはその他にも食物繊維が含まれているので、肉ばかり摂りがちな夏のキャンプの後の便秘解消も期待できます!!
このようにスイカにはいろいろな効能があり、旬な夏に食べことに意味があります。
キャンプ場にも常温でそのまま持っていけるので、クーラーボックスに入れて容量を独占しなくて済みます。
冷やして持っていかなくても実はキャンプ場で簡単に冷やせる方法があるんです。
次回はキャンプ場でスイカを冷やす方法を紹介します。