おはようございます。
前回雨の日のキャンプを楽しみたいけど撤収作業と道具の手入れが大変って話をしました。
雨の日にキャンプをやるにはちょっとした工夫をした方が良いんです!
面倒ですが、後々楽できますからね!
今回はキャンプ場での撤収がスムーズにいくようなヒントを紹介します。
まずキャンプ場ですが車がキャンプフィールドに乗り入れ可能なキャンプ場がベストです。
前回もお話ししましたが車がすぐ側にあるのと離れた駐車場にあるのとでは撤収の時の楽さがかなり違います。
もし、遠く離れた駐車場に車を止めないといけないキャンプ場を選ぶ場合、キャリーワゴンを持っていきましょう!
キャリーワゴンがあると一度に荷物を運べるので車のある駐車場まで何往復もしなくて済みます。
運ぶ際はビニール袋やブルーシートをかぶせて中の道具を濡らさないようにしましょう。
雨の日のキャンプではまずタープを設営してその後タープの下で濡れないようにテントそしてキッチン・リビングスペースをセッティングするのが基本です。
撤収はその逆の手順で片付けるようにすればスムーズに片付けが進みます。
タープは最後まで出しておくと雨に濡れずにテントなどを片付けられます。
前日の夜に不要な道具を片付けておくことも大切です。
特に車を乗り入れている場合は使わない道具を車に全て積み込んでおきましょう。
前日の夜に道具を片付けておくのには理由が2つあります。
一つは次の日の撤収作業が早く済むことです。
朝使わない道具を前日の夜に片付けておくと、その分テントなどの撤収作業に早く取り掛かれるためスムーズに撤収作業が進められます。
もう一つの理由は雨の中、道具を出しっぱなしにしておくと濡れて錆びてしまう可能性があるからです。
これは私も体験しましたがスチール製のクーラーボックスやダッチオーブンなど金属製品は湿度の高い雨の日に放置しておくと濡れて錆びてしまうんです。
一度錆びるとサビ落としなどで磨かないといけないのでかなり面倒です。
いくら、サビに強いステンレスだからといっても錆びないわけではないので要注意です。
使わない道具は雨の当たらない車の中に速やかに入れましょう!!
テントの撤収ですが、タープの下に設営するため基本雨が当たって濡れることは少ないですがそれでも雨の日は少なからず濡れます。
地面からの跳ね返りや風に煽られた雨粒がテントにつくのです。
また湿度も上がるので必然的にテントは濡れます。
テントは生地の縫い合わせがタープよりも複雑な構造になっているので、できれば張った状態で乾かしたいものです。
しかし、タープの下とはいえ梅雨の時期に雨が降り続いていたらいつまでたっても自然にテントが乾くことはありません。
そこで、ハンドワイパーを使ってテントについている水滴を落としましょう。
車の窓拭き用のもので構いませんのでできるだけ柔らかくてテントの生地を傷つけないようなものを使いましょう!
できるだけ水滴が落ちやすいようにするため事前にテントのフライシートに撥水加工を施しておくことも大切です。
スムーズに水滴が落ちるので後片付けが楽になります。
テントと同様タープにも撥水加工をしておきましょう。
水滴を十分に落としたら、吸水性の高いクロスなどで全体を軽く撫でながら残りの水分を吸い取りましょう。
テントに染み込んだ水分を吸収できるのでさらにスムーズに乾かせます。
後はタープの下に大きめのブルーシートを敷いてその上でテントをたたみましょう!
たたんだテントはメッシュの入れ物に収納して車に入れます。
メッシュの入れ物に入れるのは湿気が収納袋内にこもらないようにするためです。
大きめのメッシュケースにゆったり入るようにすると良いです。
タープは雨に濡れるのでキャンプ場では乾かしません!他の道具が濡れないようにそのままブルーシートに包んで(大きめのビニール袋に入れて)車に乗せます。
撤収の手順としては、前日の夜使わない道具を片付ける⇨朝テント以外の道具を片付ける⇨タープ下の空いたスペースを使ってテントを撤収⇨タープを撤収!の流れです。
後は家に帰って道具のメンテナンスです!
次回は濡れた道具のメンテナンスの話です。