暑さを乗り切るアイテムを揃えて今年の夏を遊び尽くしたくないですか?
前回キャンプでの熱中症対策を簡単に説明しましたが、
今回は暑い日を乗り切り、キャンプで役立つ暑さ(熱中症)対策アイテムを紹介します!
暑さ対策アイテム
・水筒
まずは水筒!暑い日は水分補給は欠かせません!暑さで汗を大量にかいてしまい体の水分を奪われるので水筒を持って行ってこまめに水分を補給しましょう!
水分補給はペットボトルを買って飲んでも問題ないですが、飲むとき口をつけたところから口内細菌が入るので気温が高い日だと細菌が増殖する可能性があります。
あまり炎天下で放置された細菌入りの飲み物を飲むと食中毒になってしまうかもしれません!!水分補給をするときは中の飲み物が高温になりすぎないように注意が必要です。
なので、保冷機能(断熱・真空構造)がついて氷を入れやすい広口の水筒の方がベターです。
ペットボトルで水分補給をする場合は保冷カバーに入れて保冷力を持続させましょう!
・塩飴
水分補給と同じく大切なのが塩分補給!
汗をかくと血液中の塩分が奪われていきます。そこにさらに水分補給をすると血液中の塩分濃度が薄まってしまい、低ナトリウム血症になってしまいます。
低ナトリウム血症になると頭痛やめまい、吐き気などの症状が出てしまいます。
最悪、意識障害を起こして死に致ることも......。
暑い日は水分補給と一緒に塩分も適量補給するように心がけましょう!
塩を直接舐めるより飴やタブレットタイプのものが美味しくて補給しやすいですよ!
・冷却スカーフ(首回りの冷却アイテム)
首の横には太い血管が通っているのでそこを冷やすことで効率的に身体中の体温を下げることができます。
そこで水に濡らすとひんやりする素材でできたスカーフ(首巻き)が役立ちます。
キャンプで動き回って体温が上げってきたと感じたら首に巻いて使うと気持ちいいですよ!
ただ長時間使用すると体温調整がうまくいかなくなる可能性があるので注意しましょう!
首の後ろには体温を調整する神経があるので、そこを長時間冷やされると脳が汗をかく指令を出さなくなるので、うまく汗をかいて体温調節ができなくなる恐れがあります。
休憩中のクールダウンのために使うと気持ちよくていいかもしれません!
タオルタイプのものは全身に使うことができますよ!
・経口補水液
熱中症になると脱水症状を起こしていることがあります。経口補水液とはそんな脱水症状になった時に水分・電解質を補給、維持するための飲み物です。
大塚製薬の経口補水液オーエスワンはWHO(世界保健機関)の提唱する傾向補水療法の考え方に基づいて作られています。
電解質と糖質の配合バランスを考えて作られた飲み物で、脱水症状からの回復を助けてくれるのでキャンプでの緊急時のために持っておきたいアイテムです。
賞味期限が1年くらいなので、毎年暑くなるこの時期に購入して家に常備しておくといいと思います。
そして、キャンプに出かける時は緊急用に家から持っていきましょう!
・瞬間冷却アイテム
これも熱中症になってしまった時の緊急用アイテムです。
パックになっていて衝撃を加えたら一瞬で冷却されます。
熱中症になったらまず体の熱を逃がして冷やさなくてはなりません!
瞬間冷却パックを緊急時用にキャンプに持って行っておけばすぐ冷やして使えます。
スプレータイプで服の上から吹きかけて体を冷やすことができる冷却材もあります!
瞬間冷却アイテムはエマージェンシーセット(絆創膏、消毒液、ポイズンリムーバー、経口補水液など)と一緒にキャンプに持っていくことをお勧めします。
まだまだたくさん暑さ対策アイテムは売られていますが、お勧めの5つを紹介しました。
暑さや熱中症の対策アイテムの他にも、気持ち良く過ごすための冷感アイテムは今くらいの時期からお店に特設コーナーができ始めます。
キャンプで使用するからといってわざわざアウトドアショップで買わなくても、普通の生活雑貨店(Loftや東急ハンズ)やホームセンターで手に入るものばかりです。
ほとんどがそんなに高価なものではないのでお店でいろいろリサーチして試してみると面白いですよ!
猛暑の夏、普段の生活でも使えるアイテムばかりなのでキャンプに行く予定が今はなくても揃えておいて損はないです。