お月見団子に抹茶を点ててキャンプ場の夜風にあたって秋を感じる!
前回まで月見と言ったらお団子!!団子と言ったらお茶!お茶の中でも野外で抹茶をたてる野点に挑戦してお月見をキャンプ場で楽しもうというお話をしました!
今回は実践編!抹茶の点て方のお話です。
抹茶の点て方
普段お茶をたてることなんてないから、どんな風に立てればいいのかわかりませんよね!
茶道の世界ではいろんな手順や作法があるのですが、キャンプで嗜好品を楽しむというのが趣旨なので基本的なお茶の点て方を紹介します。
計量
抹茶はお茶碗1杯に対して約2gが目安です。
2gとは茶杓で1杯半の量なのですが、茶杓の1杯ってかなり大雑把ですよね!
慣れないうちはティースプーンを使ってOK!ティースプーン山盛り一杯が2gです。
でも、だいたいで大丈夫です。薄いと思ったら次から抹茶を多めに入れて、濃いと思ったら少なめに入れればいいだけです。
分量は深く気にせずに自分のちょうどいいとお思う量の抹茶を入れましょう!
お湯を入れる
コーヒーと同じで抹茶も美味しく点てる最適温度があります。
約80℃が最適温度と言われているので、沸騰したお湯だと熱すぎます。
コーヒーを入れる時も、お湯を沸かすための火にかけるケトルとお湯を注ぐためのドリップポットを分けて、沸いたお湯をケトルからドリップポットに移し替えますが、
抹茶にお湯を注ぐ時も直接沸いたお湯を入れるのではなく、一度別の茶碗に移してから抹茶の入った茶碗に移します。
そうすることでお湯の温度が適温まで下がるので、美味しく抹茶を点てることができます。
お湯の温度が適温になったら、抹茶が暴れないようにゆっくりと注ぎます。
入れるお湯の量は茶碗の高さの30%くらい(60cc)が目安です。
抹茶を点てる
茶筅で抹茶がお湯によく馴染むようにかき混ぜます。
この時アルファベットの“m”の字を書くように混ぜるのがコツです。
ダマができたら潰して完全にお湯に抹茶を溶かしましょう!
完全に馴染んできたら最後に表面に“の”の字を書いて茶筅をゆっくり引き上げます。
抹茶を楽しむ
抹茶を点て終わったら、温かいうちに飲みましょう!
抹茶自体は完全に水分に解けることはないので、時間が経つと分離して沈殿します。
茶道では飲み方にもいろいろ作法がありますが、キャンプなので月を見ながらあぐらをかいて、団子片手に抹茶をすすってもいいんじゃないでしょうか!?
美味しくいただくのが一番です。
秋の夜は冷えることがあるので温かい抹茶を飲むとほっとしますよ!