マグカップの形状でも紅茶は美味しく飲める
ティーカップは口が広くて、背が低いのが特徴です。
ティーカップと言ったらこの↑形状を思い浮かべるんじゃないでしょうか?
前回はこの形状に似たシェラカップが紅茶を飲むティーカップとしてキャンプで使えるというお話でしたが、
今回は背が高くて口の狭いマグカップはティーカップとして本当に適していないのか?という話です。
実は前回の最後でもお話したようにマグカップも紅茶を飲むのに適しているんです。
特にキャンプ場ではマグカップが紅茶を美味しく飲むのに適しているかもしれません!
キャンプ場ではマグカップも紅茶お飲むのに適している
キャンプ場ではと書きましたが、キャンプ場(秋の中盤〜春先にかけて)は気温が低く、外で紅茶を作っても室内で飲むときのように紅茶の温度が保たれません!
当然ですが、外気温や風の影響を受けるので室内よりもカップの中の紅茶は冷めやすくなります。
なので、背が低くて口が広いティーカップ(シェラカップ)だと室内で飲むときよりも早く冷めてしまいます。
紅茶は出来上がりの温度が熱すぎるので、飲み頃の適温になるまで少し冷ます必要がありますが、冷めすぎると苦味を強く感じてしまうのも紅茶の特徴です。
マグカップだと形状的に温度を保ちやすくなるので、紅茶の温度が冷めにくくて美味しい温度を保つことができます。
理想のカップの形
すぐに飲み頃の温度に冷ませて、その適温をキープできる理想のカップ! ティーカップの形状(シェイプ)があります。
モントローズシェイプ
ロイヤルアルバート オールドカントリーローズ ティーカップソーサー
とても気品のある高級そうな見た目です!(実はリーズナブル)
このカップはイギリスのロイヤルアルバート社が1962年に発表した、バラ(イギリスの国花)があしらわれた「オールドカントリーローズ」という柄の定番の形のティーカップです。
この柄のシリーズは世界で最も売れているかなりポピュラーなティーカップで、その中でもこのモントローズシェイプが紅茶の温度のことをよく考えている形なんです。
まるでバラのような形をしていますが、上部から下部の方にかけて4つの特徴があります。
上部・・・口が広がっている。
真ん中・・・くびれている。
下部・・・ふくらんでいる。
底・・・高台が付いている。
上部の口が広がっているのは前回の記事でも紹介した通り、紅茶を飲み頃の温度にすぐに冷ますためです。
真ん中から下部にかけて、くびれてから膨らんでいるのは適温まで冷めた紅茶の温度を長時間キープするのに適しています。
そして、底の部分は少し高くなっていて置いた場所からの温度の影響を抑えています。
モントローズシェイプのティーカップは紅茶を美味しく飲むための温度のコントロールという意味では究極の形なんでしょうけど.....
キャンプで使うとなるとなぁー........という感じです。
形が複雑なだけにデリケートそうです。
この形状で、樹脂素材(または金属性)でできているものとかあったら使いやすそうですけど!
探してみましたが私の検索能力ではたどり着けませんでした。
キャンプ用のこのカップがあったら即買いなんですが......
これに近い形のキャンプで使えそうなカップが見つかったらまた紹介したいと思います。
割れやすい食器をキャンプ場に持っていく方法
それか、クッションの入った持ち運びの出来る専用の収納ケースがあればキャンプに持っていくのに便利かもしれません!
アルミケースに緩衝ウレタンのクッションを敷き詰めて、陶器の食器をキャンプ場に持っていくための専用ケースにしようかな?と考え中。
これだったら普通に、家で使っているガラス製のコーヒーサーバーとかティーポットもキャンプに持っていけそう!!
ティーカップにもいろいろこだわってみてキャンプでの紅茶を楽しんでみてください。