おはようございます。
前回梅雨から夏にかけてカビとの戦いがスタートするとお話ししました。
カビは発生してしまうと厄介です。
異臭を放ちそのまま放置すると被害は広がる一方です。
何万円もするようなお気に入りのキャンプ道具が一瞬にして魅力のないものになってしまいます。
発生したカビは除去するしかないのですが、発生させないように気をつけるに越したことはありません。
今回は未然にカビの被害からキャンプ道具を守る方法について学んでいきましょう!
まずカビはどのような条件で発生するのでしょうか?
梅雨の時期に発生が目立つので湿度が関係していることは間違いありませんね!
それではもう少し詳しくカビの発生条件を見てみましょう。
・湿度
カビはやはり湿度を好みます。
部屋の中の空気中の湿度が50%以上になるとカビが発生しやすくなります。
・温度
カビの発生には温度も必要です。
温度が20℃〜30℃になるとカビが発生しやすくなります。
特に25℃あたりが一番カビの発生が活発になります。梅雨のこの時期要注意です!
しかし30℃を超えるとカビは発生しにくくなり36℃を超えるとほとんど発生しなくなります。つまり、真夏の暑い日はカビは発生しにくくなるんですね!
・酸素
カビは酸素がないと、キャンプ道具の素材に菌糸や胞子を発生させることができません。
・養分
カビはたんぱく質、アミノ酸、炭水化物、脂質などでできています。
これらのカビを構成する物質の栄養を外の環境から摂取(食べる?)しています。
つまりカビは養分となる有機物がないと発生しません。
キャンプ道具もただの金属や化学繊維には発生しにくいのです。
しかし、キャンプ道具に泥や食べかすや人の皮脂汚れなどが付着すると、それを養分としてカビが発生してしまいます。
湿度、温度、酸素、養分がカビの発生する条件でした!
それではどのように対策をすればカビの発生を防げるでしょうか?
キャンプ道具のカビを防ぐためにはまず保管場所である室内のカビ対策をする必要があります。
まずはキャンプ道具を保管しておく部屋の湿度と温度を知っておいたほうが対策がしやすいので、部屋に湿温度計を設置しましょう!
湿温度計の数値を目安にして部屋の空気をコントロールしましょう!
温度はエアコンで調整できますが、カビの発生条件の温度以下(20℃以下)に設定すると真夏でもさすがに寒いです。
それに一日中エアコンをつけっぱなしにすると電気代がかなり高額になってしまいます。
同じ理由で除湿のためにエアコンをドライ設定にしても電気代が結構かかってしまうのでつけっぱなしはなかなか難しいです。
温度は無理にコントロールしようとせずに、湿度に関しては除湿機を使いましょう!
除湿機と扇風機を併用すると効率よく部屋全体を除湿することができますよ!
(上記の画像 は除湿機と送風機の一体型)
また雨の日に洗濯物を部屋干ししなければならない時に送風機で直接風を当てると通常より衣類の乾燥時間を短縮できるので部屋全体に湿気がこもる時間が減らせます。
購入費用が結構かかりますが、何万円もかけて購入したテントなどのキャンプ道具を守るためならアリかなと思います。
それに消費電力が少なく電気代があまりかからないのでエアコンで除湿をするよりも経済的(電気代が安いのでつけっぱなしにしておける)です。
部屋干しの洗濯物は梅雨の時期は仕方がないですが、なるべく部屋に水分を多く含むものを置かないことも重要です。
水槽や観葉植物の鉢は水分を多く含み部屋の湿度を上げてしまうのでキャンプ道具と一緒の部屋におくのは避けましょう!
キッチンや浴室の換気扇を回して料理でお風呂で出る水蒸気を外に逃がすことも大切!
部屋から発生する水蒸気はなるべく発生させた瞬間から外に逃がしましょう!
梅雨の時期は雨が続きますが、晴れた日は窓を開けて扇風機や換気扇などを回して部屋中に通風することも重要です。カビは風が通るところには発生しにくいです。
食べかすや、人間の髪の毛やフケや皮脂、ホコリなどにカビが発生するのでこまめに掃除を心がけましょう!清潔にしておくとカビの発生は抑えられます。
カビは空気中に胞子を飛ばすので空気をきれいにしておくことも大切なのですが雨の日が続くとなかなか窓を開けて換気もできないですよね!
なので空気清浄機を使って部屋の空気をきれいに保つのもカビ対策には効果的です。
ハウスダストなどのカビの餌になるような物質も取り除けますし、カビの胞子やその他有害物質も除去してくれるので部屋の空気をきれいに保てます。
性能がいい空気清浄機だと除菌機能などいろいろな高機能がついていますが結構価格が高いです!
その値段で上等なキャンプ道具が買えちゃいますから悩みどころです。
(まあ空気清浄機は日常生活を営むための家電なので比較はできないですが....)
そこで最近は空気清浄機をレンタルしてくれる会社も増えてきました。
購入だと出費額が大きいので月々のレンタルを考えるのも一つの手です。
レンタルの最大のメリットはメンテナンスをしてくれることだと思います。
フィルター交換やそうじも定期的にやってくれたりするので楽ですね!
また故障した時の無償交換や新しい機能が付いた商品が発売された時のモデルチェンジなどその時どきで変えられるのも嬉しいですね!
家電もキャンプ道具と同じで使ってみないとわからないということがありますが、レンタルの場合無料のお試し期間があるので実際に契約する前に使うことができます。
空気清浄機を部屋に置こうと考えている方は購入する前にレンタルで試すのもアリです。
詳しくはこちら↓
ダスキンの空気清浄機レンタルサービスのサイトです。
2週間から試せるので参考にしてみてください。
以上がキャンプ道具を保管する部屋のカビ対策です。
住環境がカビの発生しやすい環境だとどうしてもキャンプ道具にもカビが発生してしまいます。
次回は、キャンプ道具のカビ対策を詳しく見ていきましょう!